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かるとらmini第20回 第155回芥川賞受賞作「コンビニ人間」を読んで。

今回は第155回芥川龍之介賞の受賞作「コンビニ人間」の読書感想をお送りします。

作品紹介

36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。
ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。
現代の実存を問い、正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。

出典:『コンビニ人間』 文藝春秋BOOKS

作者略歴

村田沙耶香(むらた さやか)
1979年8月14日生まれ。千葉県印西市出身。玉川大学文学部芸術文化コース卒。2003年「授乳」で第46回群像新人文学賞優秀作を受賞してデビュー。
〈作品〉『ギンイロノウタ』2008年新潮社刊=第31回野間文芸新人賞受賞。『しろいろの街の、その骨の体温の』12年朝日新聞出版刊=第26回三島由紀夫賞受賞。『消滅世界』15年河出書房新社刊、他。

出典:日本文学振興会

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